京王線三大パン屋その２・いつも行列のブレッダルワン＠千歳烏山

京王線の千歳烏山駅から徒歩７、８分。
線路沿いを仙川方面に向かって歩いていくと行列が見えてくるので分かります笑。

（写真はパンを買った後に撮ったものです。後ろには長～い行列が･･･）

この日も雨だからそんなに混まないだろうと思って開店前じゃなく開店直後に行ったら10人ほどの列が。

やっぱり営業時間が一日４時間しかない上に定休日が多いと混みますね。

でもパン屋だしそんなに待たないだろう･･･と思ったのが大間違い！
30分経っても全く列が動かず、私の前に並んでた女性は諦めて帰って行きましたσ(^_^;)

２．内装・雰囲気

１時間ぐらい待ってようやくお店の前までたどり着きました。
そこでお店の中を覗き込んで、こんなに時間がかかっていることに納得。

狭い店内はお客さん3人でギュウギュウ。
スタッフはレジに立つ女性の店員さん一人と工房内の職人さん一人だけです。

何も知らずに行ったのがいけないのですが、この日は(運悪く)月に一度のパンの予約が出来る日だったんですね。

待っている間に名前と電話番号を書く紙が前から回って来て、店内で連絡先と都合の良い日を書いた紙を渡して希望のパンを伝えるとその日に焼き立てのパンが買えるシステムらしいのです。
人気の角食パンは一日4斤しか作らないので、毎月予約開始日当日に予約分が全て売り切れてしまうんだとか。
皆それを買おうと「じゃあこの日は？何時に来れば焼き立てが買えるの？」とか聞きながら予約を入れているので、一人当たりかかる時間も長くなりますよね。

更に、出来上がった食パンをカットする、予約状況を見てカレンダーにお客さんの予約を書き込む、その場で買うパンを袋詰めする、レジ打ちする、という作業を全て一人の女性がしています。

なるほど、これは時間がかかるわけだ。
でもそこまでして食べたいと皆に思わせるのだから、さぞ美味しいのでしょう！

と、ハードルが上がってしまうのも仕方ないですよね笑。

３．メニュー

そんなこんなで一時間以上経って入店。
雨の中立ち続けて疲れてしまったのでカレンダーとにらめっこして食パンの予約を入れる気力がなく･･･
とにかく早く帰りたくて、予約はせずにパンを買うだけにしました。

買った物以外あまり見ていませんが、お店が狭い割にはハード系からデニッシュ系まで幅広い品揃えだったと思います。

４．味・感想

【くるみのロールパン90円】（写真左）

くるみがゴロゴロ入ってます。
フワフワした生地からは良質な小麦の味を感じます。
大きさの割りにお安いです。

【フランス風あんぱん160円】（写真右）

生地はかなり薄いですが柔らかめのバゲット風で表面の香ばしさと内側のモッチリ具合がしっかり感じられます。
その中には鯛焼きに入ってるような塩加減がいい塩梅な餡がたっぷり。

トッピングの黒ゴマも多めでこれがまたいい仕事してます。
これは美味しかった！

【レーズン食パン1/4カット310円】（写真上）

人気商品らしいです。
トーストすると甘みが増すレーズンは瑞々しくて生地もカリっと香ばしいです。
際立った個性は無いけど安定した美味しさです。

５．総評

味　★★★★☆
コストパフォーマンス　★★★★★
サービス　★★★☆☆
居心地　　ー
用途：（テイクアウトのみ）日常使い

味は全体として素朴で普段使いのパン屋さんといった感じですね。

ただ、入手困難な食パンを食べてみてからでないとここの最終的な評価は下せないと思うので、いずれ食パンを買うためにリベンジしたいです。

今度はもっと暖かい季節の天気の良い日に･･･笑。

文庫本片手に気長に並ぶのがよさそうですね！

京王線三大パン屋の他の２店についてはこちら！
⇒京王線三大パン屋その１！ブーランジェリースノウチ＠国領
⇒京王線三大パン屋その3・角食パンは絶品！アオサン＠仙川
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