こんにちは!フードアナリストの愛です。
今回は、取材レポをお届けします!
3/7~3/10に幕張メッセで開催中の「FOODEX JAPAN 2017」に出展している「INTERPORC(スペイン白豚生産加工者協会)」を取材して来ました!
FOODEX JAPANとは
会場に着いて、その規模の大きさに圧倒される筆者。この光景は会場のほんの一部で、1~10ホールまである展示のうち、1ホールの階段上から撮影したものです。
この後、待ち合わせしていた「INTERPORC(スペイン白豚生産加工者協会)」の方を見つけて(というか、見つけてもらって)一安心。
スペイン産豚肉はイベリコ豚だけじゃない!
豚肉の生産量が世界で4位という一大生産国のスペイン。
スペイン産の豚肉といえば、イベリコ豚の知名度が高いですね。そのイベリコ豚は黒豚ですが、今回ご紹介するのは白豚。白豚の方がイベリコ豚よりもずっと生産量が多いんだそうです。
スペイン産白豚肉は、その独特の素晴らしい風味で、地中海料理の中にも根付いているとのことで、その美味しさはどれほどのものなのか、期待が高まりますね。
[ad#co-1]
スペイン産白豚肉の生ハム=ハモンセラーノのお味は?
「INTERPORC(スペイン白豚生産加工者協会)」のブースに着くと、どどーんと目を引く肉の塊が!
うわ~美味しそう!と見つめていると、メガネをかけたイケメンがスライスして試食させてくれました。
これがスペイン産白豚肉の生ハム「ハモンセラーノ」。鮮やかなピンク色の生ハムです。イタリアのプロシュット、中国の金華火腿と並んで世界三大ハムのひとつと言われています。
味わいは、脂が甘くて塩気が控えめでクセがなく、柔らかくて食べやすいです。ついついもう一枚、と手が出て食べたくなる、やみつきになりそうな味ですね。でもご安心ください!低カロリーながらビタミンミネラル豊富で身体にいい、と聞きましたので、たくさん食べても大丈夫みたいですよ!
ハモンセラーノは、豚の後脚を使ったハム。塩漬けにした豚肉を長期間気温の低い乾いた場所に吊るして乾燥・熟成させるんだそう(最低6ヶ月熟成)。夏暑くて冬寒いというスペインならではの気候だからこそできるハムということで、気温がポイントになるようですね。今は工場で温度管理をしていますが、自然のままで熟成させたのと同じ状態を再現しているそうです。
ちなみに前項で触れたイベリコ豚の生ハムはハモン・イベリコと言うそうですよ。
料理芸人のクック井上。氏がハモンセラーノのアレンジ料理を実演!
そのまま食べて美味しいのは勿論ですが、色々な料理に使っても美味しく食べられるというハモンセラーノ。
料理芸人のクック井上。氏がアレンジ料理を目の前で作ってくださるそうです!
クック井上。氏はソニー・ミュージックアーティスツ所属のお笑いコンビ“ツインクル”のツッコミ担当。ネタ番組出演・お笑いライブ等の芸人活動の傍ら、食と料理を愛するあまり、フードコーディネーター、食育インストラクター、 ジュニア野菜ソムリエ、 BBQ インストラクター等、食の資格を取得。 “喋れて・作れて・楽しく教えられる料理芸人” としての道を歩み出すや否や、料理関係の仕事の依頼が殺到。TBS【はなまるマーケット】の料理コーナーや、週刊誌【週刊女性】 では、“最強料理芸人” と命名され、TV・ ラジオ・ 雑誌以外にも、 料理教室講師・食のイベント MC・企業のレシピ開発・食品プロデュースなど幅広く活動中の方です。
今回は和の要素を取り入れながらのアレンジ料理をということで、「ハモンセラーノと壬生菜の手まり寿司」に挑戦!
まず、炊いたご飯をボールなどに入れます。
壬生菜・いりごま・オリーブオイルを入れ混ぜて、8等分ほどにして、軽く丸めておきます。壬生菜の代わりにたくあんなどでもいいそうです。漬物は食感、酸味、旨味があるのでアクセントになっていいんですね。
ラップに適当な大きさに切ったハモンセラーノをひき、丸めた混ぜご飯を乗せ、茶巾絞りのようにして丸く成型します。このハモンセラーノは10ヶ月熟成の物を使っています。熟成が進みすぎると味が強すぎるので、手まり寿司には10ヶ月程度がいいそうです。
「INTERPORK」のクリスティーナさんもお手伝い。手まり寿司を上下逆さにして皿に盛り付けたら、最後にレモン(皮付き)を乗せて完成!お好みで黒コショウも◎
(次ページに続きます)
- 1
- 2